遥か彼方の空
「芹沢ぁぁ~!!」

あんたはなんていい人なんだ!!と、涙をためる刹那を見て、芹沢は吹き出した。

「ブッ……お前、酷い顔だな!女には見えねえ!」

(……前言撤回だ……)

明らかに落ち込んだ刹那を見て、再び吹き出すと

「お前、可愛いなぁ~」

と笑った。

刹那は真っ赤になり、余計に血が出るのではないかというぐらい照れていた。

(……やっぱり芹沢はいい人じゃん……)

その時から、刹那達は以上に仲が良くなった。

土方などはとても心配していたが、刹那にはその意味がわからなかった。

(芹沢はそこら辺の隊士より、ずっといい人だし、ここの事を考えてるのに……)

刹那は、芹沢にすっかり心を許し、彼の前では女に戻るようにしていた。

そして、いつまでもこの穏やかな日々が続くと思っていた……。





彼が土方達に暗殺されるという事実を忘れて……。


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