白銀の女神 紅の王



能力の事まで…一体この人は何者なの?



私の名前だけじゃなく能力の事まで知っているなんて。

そこでハッと息を飲み、今まで恐怖でパニックになりかけていた頭が冷静になる。



もしかして……

頭の中に一つの答えが浮かぶ。


この国の王位を狙う者。

シルバの敵………



“反逆者”



私の事をどうやって知ったかはともかく…

もしかして私を利用して反逆者を洗い出そうというシルバの思惑に気付いたの?





「どうなんだ?」


肯定も否定もしない私に苛々とする男は先を促す。

それに首を横に振って答えた。

知られるわけにはいかない……

肯定したら反逆者たちにシルバの思惑が露見してしまう。


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