白銀の女神 紅の王
「本当だな?」
念を押す男の言葉に首を縦に振る。
この人の目的はシルバじゃなく私。
私が余計な事を喋らなければシルバに害は及ばない。
シルバに迷惑がかかってはいけない…
「陛下はお前の価値を分かっていないようだ」
対する男はクツクツと笑ってご機嫌だ。
次は何?
何を聞かれても私は喋らない。
しかし次に男が口にした言葉に大きな衝撃を受けた。
「俺のボスからお前を連れて来いと言われててな。俺と一緒に来てもらうぞ」
「ッ……!」
わたし…この王城から連れ去られようとしている……?
また…なの……?