白銀の女神 紅の王
「なっ……ッ!」
目の前の光景に顔を赤くする。
なんとシルバは、羽織っていたマントをベッドへ放り投げ、衣服までも脱ぎ始めていた。
衣服の下から覗いたのは、均整のとれた身体。
厚い胸板に、程良く付いた筋肉。
露わになる上半身に、慌てて目を逸らし、シルバに背を向ける。
「なんだ?俺は別にそのままでもいいんだが?」
背後から、シルバのからかう声。
「わ、私が悪いんです!」
恥ずかしさで、声が上ずった。
それにしても……
な、なんで服を脱ぐの?
この状況で、服を脱ぐ必要性が理解できない。
そう言えば、さっき剣も放り投げていた。
ッ………!
それが指す意味を悟り、ハッと息を飲む。
もしかして…ここで寝るの……?
思い当たった考えに、心臓が早鐘を打ち始める。