双子☆Love
「間もなくバス内の電気を消します。展望台に着くまでの間も夜景がご覧いただけます。」



私が結花ちゃんと話していると、バスガイドさんがそんなことを言い、バスの中の照明が落ちた。



「わぁ……。」



窓の外には、次第に低くなっていく札幌の街が、


美しく光を放っている。


「綺麗……。」



「本当ね。」



私はあまりの美しさに言葉を失った。



「梨香、ここでそんなんじゃ展望台でどうなるか分からないわよ?」



結花ちゃんがそんなことを言ってたけど、私の耳には入らなかった。



だってすっごく綺麗だもん。




……北海道に来てよかった。
< 115 / 266 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop