双子☆Love
「何かいいところ、全部佑樹にもってかれちゃったな。」




優ちゃんは、残念そうにそう呟く。




優ちゃんは例えるなら、ひだまり。




傍にいると、幸せな気持ちになる。



「……と、とにかくおめでとうございました。」




よく分からない雰囲気になってしまったカラオケ大会を、司会の子が強引にしめて、




まるで私たちのために用意されたかのような、カラオケ大会は幕を閉じた。
< 229 / 266 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop