七日間ゲーム


その後、アイスクリーム屋を後にして、手を繋いで、いつもの別れ道まで歩いた。


「慧、じゃあね。メールしてね?」


と芽依が言う。


慧はいつも、家に帰ったあと、必ずメールをするのだ。


「分かってる」


と言って微笑み、軽いキスをして、お互い手を振って別れた。


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