サヨナラのその日までそばにいさせて。

守れない約束-太陽side




目覚めると俺はやっぱりベッドの上に呼吸器やら、機械を付けられ寝ていた。



また、かよ…。


若干自分に呆れ溜め息が漏れる。



病室を見回すが誰もいない。



「………」


規則的な機械の音しか響いていない病室。



俺以外誰も存在してないのではないかという、変な錯覚に陥りそうになる。



その時、現実に引き戻すかのようにガラッと病室の扉が開いた。



< 326 / 474 >

この作品をシェア

pagetop