サヨナラのその日までそばにいさせて。
第12章

"幼なじみ"-咲希side




「おはよう」


座席に着くなり既に登校していたアキに挨拶をする。



「…あぁ、おはよ」


気まずそうに返事するアキに頑張って笑いかける。



"幼なじみ"に戻りたいと言ってから数日が経った。



どうしてかな?


付き合ってた頃よりも、幼なじみだった頃よりも、私はアキに緊張してる…。



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