サヨナラのその日までそばにいさせて。



「アーキー」


保健室のベッドで爆睡してるアキを呼ぶが、なかなか起きない。



「起きろ!アキ!太陽!」


力強く揺さぶると少し目が開いた。



「ん〜…眠い……」


再び枕に顔を埋める。


いい加減にしろよ!とキレたくなる。


はぁ〜と思わず溜め息を吐き、ベッドの横に丸椅子を持ってきて座った。



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