black rose
そう言うと、燐はふら付きながら
出て行った。
晃磨の財布を持って。
「こ、晃磨これはちょっとひどいんじゃ…。」
「まだ、ましな方だ。
去年は1週間毎日25キロ走らせてた。」
「えっ!」
「うんうん。
一昨年なんて壊れた大型バイク
引きずりながら走らせてたから。」
その諒君の言葉に私達二人は茫然と
するしかなかった。
「だから、今年のなんて朝飯前って感じ。」
「それ聞いたらそんな感じしてきた。」
「うんうん。」
やっぱり暴走族って何やっても恐い。
なんて思ったのは誰にも言えない。