初恋
時々 黒中の発言にムカついたりしたけれど、1人にならないように必死に耐えた



二月半ば、やっと給食を少しだけ食べれるようになった



一回食べてしまえば何の問題も無くなり、家でもお菓子やご飯を多く食べた



1人じゃない安心感が 私をそうさせた



一週間程で5キロも増えた



病的だった顔は肉が付いて笑うと頬の肉が気になるようになり、



今まで入っていた サイドがファスナーのワンピースが 入らなくなった



服の袖もパンパンだし、見苦しかった



それでも ばいばい先輩は、
「健康になってよかった!今の方が良いよ」
そう言ってくれた




ご飯やお菓子がとても美味しくて、食事が楽しく思えた




ある日、転校生の女の子がやってきた


アメリカからの帰国子女らしく、性格も良さそうな可愛い子だった


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