初恋
「成り行き的にその子は彼女になって、いろんな事したよ。……でもさ、夜の仕事だから昼間はずっと寝てるしつまらなかった。…面倒見て貰ってたから何も言わなかったけど。んでさ、やけに俺って嘘が上手いみたいでさ。年齢も誤魔化してたからね。…夜やめるから結婚しようとか言われちゃって。 やっべぇなーみたいな。…その次の日、俺は自宅に帰ったよ。最悪でしょ。俺って。その子は俺を探さなくてさ。1ヶ月位養ってあげた男だよ?恨むよね、普通に。…まぁ自宅に帰れば、正座させられて、『明日から学校にちゃんと行きなさい。今日の夕方に、謝りに行くから』ばあちゃんに言われたよ」
キャバ嬢の人、その後どうなったんだろう
なんて思ってたら、いきなりドアが開く音がして、ビニールが床に投げられた。
見えなかったけれど、それは完全に ばいばい先輩だったんだろう
あのビニールの中にはきっと雑誌が入っているはず
キャバ嬢の人、その後どうなったんだろう
なんて思ってたら、いきなりドアが開く音がして、ビニールが床に投げられた。
見えなかったけれど、それは完全に ばいばい先輩だったんだろう
あのビニールの中にはきっと雑誌が入っているはず