初恋
先輩は私を笑わせようと、頑張って色んな話をしてくれた



凄く嬉しかった



まわりなんて、見えなかった



いつもの大音量の音楽よりも、




現実逃避できた




車の音も、遮断機の音も、人の声も聞こえなくて



先輩のいつもの低い声しか



私には聞こえなかった
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