イケメンたちと胸キュンLife☆
階段を下りるような物音が耳にはいってきた。
“誰だろう"と思いつつも、この二人だけの空間を壊してほしくないという本心が心の中を渦巻く。
将さんは何もせず、ただただテレビの画面を見つめていた。
「樹菜!」
そういう聞き慣れた、でも少し嫌な声が耳の中に入り込んできた。
私は声のした方を向き、首を傾げる。
“なんの用?"の省略だ。
今声をだしたら、きっとハスハスした、ガラガラの声しかでない気がする。
「樹菜・・・部屋にこい」
聖は小声だった。
次の瞬間、聖はグッと私の手を握る。
私は何度も手を振り払おうとしたけど、聖の手は、私の手を押さえ付け、ピクリとも動かさせなかった。
引っ張られながら聖の部屋にいった。