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「靴、痛いんだろが」
関谷が不機嫌に足元を見る。
「え、」
「慣れねー格好するからだろ」
クク、と笑った関谷。やっぱり失礼だ。じゃなくて、なんで、
「べ、別に痛くなんてないけど」
なんで、関谷に気付かれたのか、そんなに足を意識したつもりはないんだけど。もしかして自分で思うよりずっと変な動きだったのかもしれない、と嫌な汗が流れた。
「おまえな、」
関谷がまた呆れたようにあたしを見る。関谷のこの顔はよく見る気がする。
「痛いなら痛いって言え。平気な顔すんな」
馬鹿か、と関谷があたしの頭をポンポンと撫でた。その仕草に、動揺したのは、理解出来ない。