恋愛温度、上昇中!
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着いたショットバーは落ち着いた雰囲気の静かな店だった。
新橋さんと祥子の座る席を見つけて、関谷と距離を置いて座れば、とりあえずカラカラの喉を潤したくて置かれたカクテルを飲み干した。
「…どうかした?」
新橋さんがあたしの目線で首を傾げる。心地よい優しい音は耳にくすぐったい。
「顔が赤いけど、酔った?」
新橋さんの質問に、適当な答えが浮かばない。酔ってない、一杯で酔うはずない。じゃあ、なんで顔が赤いのか、なんて、もう考えたくない。