恋愛温度、上昇中!

中心街のこの場所。新橋さんの会社でさえこの近くにある。関谷が横切ったとしても不思議じゃない。


あたしはその関谷かどうか分からない黒髪から目が離せずにいた。


彰俊は、空気みたいな軽い雰囲気で存在したけれど、関谷は、ただ傍にいるだけで、それだけであたしを惑わす。


どうかしてる、そう首を振れば、また視界の端で捕らえた関谷らしいその人に、小柄な女性が腕を絡めた所だった。




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