恋愛温度、上昇中!

思えば、動物園なんて何年振りだろ?高校生の時以来かな?もっと前かしら?


とにかく、こんな休日久し振りで何となく気が抜けた。


相変わらず涼しい顔で運転する関谷の横顔をチラリと覗く。
この人程動物園なんて無邪気な場所似合わない男いないと思うのに、普通に面白かった。
気取らない会話だって楽しかったと思うのは事実で少し悔しい。


「…なんだ?ジロジロ見るな、俺の顔が好きなわけ?」



……『楽しかった』なんて口が裂けても言わない。絶対だ。禿げろ、この馬鹿関谷。


悪態をつきながらも何で、一緒にいるのかなんて未だに分からない。
だけど、まあいいか、とか思う自分に戸惑うけれど、こんな日曜日も、いいのかもしれない。



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