少年少女リアル
茹だるような暑さに、目眩がする。
外にいると、太陽が今もなお燃えているものだと思い知らされる。
ギラギラと光の塊が揺れている様子など、空を見上げなくとも想像できるくらいで。想像しただけで更に暑くなった。炎暑とはよく言ったものだ。
額からこめかみへ、一筋汗が流れていく。
冷たく感じたのはほんの一瞬で、時を移さず、肌の温度に馴染んでいった。
校舎には、思っていたよりも人影があった。
運動部が盛んだから、夏休みの今でも、登校する生徒は少なくないらしい。
吹奏楽部が練習しているのか、廊下を歩くと、どこからか下手な楽器の音が聞こえてきた。
「あ、やったぁ! また一人増えた」
僕の顔を見るなり、クラスの女子生徒が駆け寄って来る。
教室を見渡すと、生徒は数人、いや、七人しかいない。僕を合わせたら、八人か。
「これだけ?」
「そうなの! 集まり悪すぎだよね」
そして、この八人の中にももちろん向井さんが含まれる。文化祭委員なのだから、文化祭の準備に参加していて当然だ。
分かってはいたけれど、やっぱり、どこか気まずい。
外にいると、太陽が今もなお燃えているものだと思い知らされる。
ギラギラと光の塊が揺れている様子など、空を見上げなくとも想像できるくらいで。想像しただけで更に暑くなった。炎暑とはよく言ったものだ。
額からこめかみへ、一筋汗が流れていく。
冷たく感じたのはほんの一瞬で、時を移さず、肌の温度に馴染んでいった。
校舎には、思っていたよりも人影があった。
運動部が盛んだから、夏休みの今でも、登校する生徒は少なくないらしい。
吹奏楽部が練習しているのか、廊下を歩くと、どこからか下手な楽器の音が聞こえてきた。
「あ、やったぁ! また一人増えた」
僕の顔を見るなり、クラスの女子生徒が駆け寄って来る。
教室を見渡すと、生徒は数人、いや、七人しかいない。僕を合わせたら、八人か。
「これだけ?」
「そうなの! 集まり悪すぎだよね」
そして、この八人の中にももちろん向井さんが含まれる。文化祭委員なのだから、文化祭の準備に参加していて当然だ。
分かってはいたけれど、やっぱり、どこか気まずい。