俺様狼と子猫少女の秘密の時間②

黙るこたないでしょう!!

前食べたじゃあん…。カリフラワー。

今日なぜか、たまたまカリフラワー以外の野菜があまりなかった。

呪いか? 那智兄の呪いか? とさえ思った。

そのためこれを食べなければ野菜が摂れないのだ。


「カレー粉かけてあるから、味分かりませんよ」


「……」


最後まで渋っていたが、根負けしたのかぱくりと食べてくれた。


…しょーぉりっ!!

あ、ほら。今「あ、うまい」って顔した!

食わず嫌いはいけませんよ~。


この日のお昼は、とても満足して戻った。


……が。



「……」


「…なによその負のオーラ」


杏子の引きまくった声色での台詞どおり、数時間後のあたしは沈みきっていた。

土日すら外出制限をかけられたせいで、先輩と会える時間が減り、一緒に帰る時間をとっても楽しみにしていたのだ。

なのに…なのに…!


『また引きずり込まれた』

イコール。

『先帰れ』

…ってわけです……。


しかも今日は杏子部活あるし!

待ってたら那智兄のめいれ…約束破っちゃうし!


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