俺様狼と子猫少女の秘密の時間②

引き寄せられるように四つん這いになってちょこちょこ、と寄る。


「はうっ」


体重を支えていた両手を掴まれ、バランスを崩した。


…こけるっ!?


「……! ……?」


……と思ったら…次の瞬間先輩の温もりに抱かれていた。

ふわんと一瞬体が浮いたかと思うと、先輩はソファに座っていてその脚の上にあたしは横向きに乗せられていた。


「で? どうした?」


「え?」


顔を覗きこみながら、心配そうな表情でそう聞いてくる先輩。


……たまんないその角度…❤


「言いたくないならそれでいいが…なにかあったか?」


なにか…?

なにか……。


「あの…別に…なにもないですけど…」


なんのことか分からずに、首をかしげながら答えると、先輩は一瞬眉をしかめた。


「じゃあなにをそんなに不安がる?」


不安…………がってます? あたし?


「あの、分かんないです…。でも先輩がいい」


首を右に傾けて、先輩の胸に頭を預けた。


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