俺様狼と子猫少女の秘密の時間②

はむっと一口口にする。

なんでもいいってか…ヨーグルトがやっぱ一番かも。


「さっぱりして美味しいですよ」


「いらないの?」と首を傾げて聞いてみた。

すると、一瞬悩んだ挙句スプーンを握るあたしの右手をおもむろに掴んだ。


「へっ……」


…かと思えば、そのままアイスをすくい、ぱくっと口に入れた。


「……あ、イケる」


本来なら「でっしょー?」と言うところだ。

でもあたしは、その行為にドキドキしまくって半分死にかけていたため、反応できなかった。


…てっ、手ー掴んでぱくって!

うきゃあ~~~!!


顔が熱くなりそうになって、冷たいアイスをほおばった。



……あ。お、お、お、同じ…す、すぷーん…。


「もう一口」


そう言うと、ぼけっとするあたしの右手をまた掴んだ。



……先輩…。

あたしを鼻血で出血死させたいのですか…。(いや出てないけど)



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