─侵食─悪魔のような男

┼自由なんてないよ┼


次の日…劉兒はユウリを学校に送り届けると会社へと向かった。



「おはよう御座います♪」



受付嬢や女子社員達が、顔を赤らめ劉兒に頭を下げる。



だが…今の劉兒にとって、ユウリ以外に興味は無い。



"女"として見ているのはユウリだけ…



「あぁおはよう」



相手の顔も見ず適当に挨拶をかわすと、待ち構えていた秘書と共にエレベーターに乗り込んだ。



「社長…おはよう御座います…なんとお久しぶりで」



「何だよ…その顔ムカつくな」
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