私の敵はチビ会長
<恭哉>
『え〜…じゃあ生徒会を始めます』
『『はーい』』
『はやくしてよ?』
『お、恭哉見てみろよ。嵐龍討伐成功。』
『はぁ!?マジかよ…。先越された』
『あ〜本当だ!!さっすが〜優!恭哉とは大違い?』
『あったりまえよ』
『葉月先輩なんてまだウルクススどまりだろ?』
俺は負けじと言い張る
でも葉月先輩は俺に向かってアッカンベーをして笑ってくる
ムカつく!
いくら背が高くたってなァ?なんの役にも立たないんだよ!!
優はそんな俺達を見て笑ってる…
優は俺から見てもめちゃくちゃかっこよくて、大人っぽい
髪は短く癖のある茶色。
背も高いからモデルにスカウトされたこともあって、
ちょっと混んでるとこ行くだけでナンパされまくり
この前、俺と欄と優で渋谷行ったら…
そりゃまあ、大変…。
『あの…?』
『は?』
優を凝視してる俺の後ろからいきなりか弱い声がした
でもいきなりだったからびっくりしすぎてやや睨み気味
『は?じゃないでしょ!?生徒会は!?』
『あ…ごめん。…いまからやるって!』
雰囲気的に一応謝った俺…
そういえば…
振り向き時計を見る
もうすぐ5時か…進おせぇ…
進がいつまでたっても来ないことに若干イライラ気味