私の敵はチビ会長
今度俺は会長イスに戻らずソファーに腰を下ろした
そう…志穂が寝てるとこ
さすがに鋭い優は俺の行動に気づいて見てくる
別に、変な意味じゃないから…。
イスに座りたくなかっただけ
そんなふうに目で訴える…
でも無視。
『恭哉?…なんでそこにいる?』
『別に…?なんとなく』
『へぇ…?』
『ちょっと2人とも!?早く考えてよねっ!?』
俺の変わりに会長イスに座りもたれ掛かって偉そうに言う沙織…
そこ…俺の席…
綺麗に整頓しておいた書類は沙織が足を動かすたび風邪によって飛び散る紙…
あっ!!せっかく揃えておいたのに…
眉間をピクピクさせながらも冷静に近づく
『わかったから。早くそこどいて?』
『えぇ〜?ヤダ。どいてほしかったら案持ってきてぇ?』
『おまえが持って来い!!』
俺はイスから沙織を無理やり落とし、獲られないうちにすばやく座った
沙織は落ちたおしりをさすって俺を睨む
おまえが悪いんだよバーか
『痛ぁ〜…。』
『…シップそこにあっから。』
『へぇ〜?意外と優しいじゃん?それとも…ツンデレとかぁ?』
『うっさい…。痛んなら早く貼れ』
『恭哉?もうそろそろ時間だろ?』
優が俺達のなかに割って入り時計を指差す
あっ…。
本当だ。俺部活いかなくちゃな…
優も俺と同じバスケ部で遅れないかとソワソワしてる
『はぁ…じゃあ早く決めよ?』