私の敵はチビ会長





俺達は生徒会室のすべての電気窓を閉め、鍵を職員室に持っていく


もちろん職員室には誰一人としていない…




外は真っ暗でカラスが不気味に鳴いてる



わお…。雰囲気あるかも…




俺は幽霊とかは大丈夫なほうで、休みにはよく幽霊スポットの探索に行く




『俺こっちだから。おまえそっちだろ?じゃあ』



ここまでの道のりを一言も喋らなかった志穂を不思議に思いながらも


さよならを言って帰ろうとした時




ガシッ


左腕に捕まれた痛い感触がした





『…っ…なに?』



後を振り返ると俯いた志穂が俺の手を掴んでいた



なんだ?




俺の質問に答えようとせず、ただ俺を掴んでる志穂…

その手はかすかに震えてるよう





まさか…












『はぁ〜…。そこに公園があるんだけど寄ってく?』



志穂は黙って俺の問いに反応して頷く



腕を掴まれながら俺達は公園のベンチに腰掛けた





『ひゃ〜…冷えるな』

『…』

『あ、自動販売機あんじゃん。なんか飲むだろ?買ってく…』

『いらないっ!!』




志穂が顔を上げたと思ったら


腕を強く引っ張られ体制を崩し、勢いよくベンチに座った



















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