エクスタシー~極上のオトコ!?~
「アタシ」


美穂だ。


「今、羽田なんだけど」


「う……うん……」


「なに? あんた、泣いてんの?」


言われて初めて、自分が泣いていることに気がついた。


「う、ううん。ちょっとカゼひいて」


慌てて鼻をすすってごまかした。


「あっそう。そんなことより、『日清焼きそば』買っといてくれない?」


「は?」


「どうしても帰ってすぐ食べたいの。カップ麺じゃなくて、袋に入ったヤツよ。わかった?」


言いたいことだけ言って、美穂は電話を切った。



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