汚レ唄


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「あ……」


前方にコンビニ発見。




「わり〜!!俺、ちょっと欲しいもんあんだわ、ここで解散な」

「あっ!!あたしも欲しいのあったんだ。だから付き合うよ」



……まぁいいけど。

2人でコンビニに入り、俺は早速、雑誌コーナーへと向かう。


数多くの雑誌が並ぶ中、俺は『MUSIC EVER』を取り上げた。



「やっぱり買うんだ」

隣から羽香の声がかけられる。



「一応な」

「ふ〜ん」

……何か言いたげなこの顔。




「お前は何買うんだよ」

「うん?あたしはコレ」

と羽香の手に握られているのは、紛れもないお菓子だった。


「お前……ふとっぐぶぇぁああ!!」


わき腹に激痛。

隣には爽やかな笑顔。




「……ははは、ははははははは」

いてぇ……。



「じゃあ、レジにいこうか♪」

「……だな」

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