君に恋を、チョコに愛を。


唇が重なれば、じわじわと熱く熱を帯びて伝わる想い。


何度も重なる祐輔とのキスがひどく愛おしく感じた。



くいと体を持ち上げられると祐輔と向かい合う形で座っていてまた見つめ合う。


ちゅっとリップ音をたてて私のおでこにキスを落とした祐輔にそっとくっついた。



「チョコ、明日あげるね」

「今は?」

「え?」

「今は何くれんの?」



言っている意味がよくわかんなくて首を傾げる。


今は、って……。

どうしようもないよね?
チョコは手元にないし、かといってあげられるような代わりのものも持ってないし。


どうしろと?



くすと笑う祐輔は意味深に微笑んだ。


「"美和自身"はくれないの?」

「なっ……!」

「熱も下がったみたいだしバレンタインにはもってこいじゃね?」

「や、…絶対むりっ」
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