溺愛ダーリン&愛しのハニー

プライド~珪side~

 バレたくない連中に隻眼の秘密を知られてしまった。



 俺をこれ見よがしに…からかう羽生。




 俺はずっと…こいつを上から目線で見て来て…さんざん嫌味なことを言っていた。



 これは当然の報い。



 俺の…弱みを握った羽生は俺を罵る。



 かって…この瞳の色で苛められた…幼い時のことを思い出す。




 まさかその連中の中に…要も居たとは…皮肉だな。



 あの時のようにハニーは俺を庇った。


 

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