続☆オカマに恋した☆
それから、莉紗さんのショッピングに付き合った。
値段なんか全然気にしない。
服を次々に試着して、ラインを鏡で確認しながら買い物する。
俺はオカマ時代は別として、今はデザインと着心地、いくらバイトしてるとはいえ値段は気にする。
感覚が違うのかな。
両手いっぱいに莉紗さんの服、化粧品やら靴のショップバッグを抱え歩く。
路線が莉紗さんとは違うものの、
通りかかるショップに飾られた服を眺めては遥に似合いそうな服を心の中で無意識に探してた。
一ノ瀬の存在はおっきい。
あいつの遥への急接近によって、焦りが生まれた。
俺が望んでた、遥を幸せへと導いてくれる存在だとは思う。
けど、ほんとは…
ほんとはそんなのキレイごとでしかない。
遥には俺を想ってて欲しい。
そんなわがまま通るはずがない。
あんな別れ方して。
こんな現実で。