愛詩-アイウタ-
「ごめん」



「るぅ悪くないよ。ひぃと廉が勘違いしたんだし」



 るぅ達が付き合ってるって噂を流したのは、廉かもしれない。



 あんなに優しかったのに。どうして悪く考えてしまうんだろう。


 やっぱり、中毒者という認識が消えないから…。



「パニック起こしてごめん…」



「大丈夫。もう平気か?」



「うん」



 気付いたら、るぅにキスしてた。



「光璃?」



 るぅのお腹あたりに抱きつく。


 テンションがおかしくなってるという自覚はある。



「るぅ…お願い」



「…いいの?」



「優しくして…」



 トラウマがあるから。



 でも今は、るぅの温もりに包まれたかった。



 ゆっくり服を脱がされてく。



 るぅに見られることが恥ずかしい。自分から誘ったとはいえ。



「かわいい」



 顔が真っ赤になってる気がする。布団かぶりたい。



 制服のボタンを、るぅは全部外してくれた。ブラのホックに手がかかる。



「あ…ひぃが外す」



 そう言って自分で外した。そのあとるぅがブラをどける。



「ん…っ」



 優しく愛撫される。本当に優しく。



 そしてその後、ひとつになった。


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