愛羅武勇×総長様 Ⅱ
「は、お前何?その頭。」
遼が近寄っていって、斉藤君の髪を触りだした。
「いや、ちょっと鬱陶しかったからさー。 色も直そうと思ったんだけど、槙に染めてもらおうと思って。」
「は、何で俺?」
「槙染めんの上手いだろ?少なくともこの2人よりは。」
そう言って、大ちゃんと遼を指差した。
そういえば、大ちゃんが自分で染めたのって聞いたことないな。
いつも遼が染めてるみたいだし。
「はぁ? バカにすんじゃねぇ、コノヤロウっ」
そう言って、遼は斉藤君にちょっかいをかけ始めた。
「…………ん?」
いきなり斉藤君をいじっていた手を止め、大ちゃんと斉藤君を交互に見た。
「あーーーっ!!」
何かに気付いたのか、凄い大声で叫んだ遼。
「お前うるせぇよ」
「槙、見て見て!光紀のピアス大智のと一緒!」
うわっ…遼ってば、何で気づいちゃうの。
「あ、ほんとだ。」