君と見た空。
愛してる。
僕たちは屋上に着いて、

大きく背伸びをした。


光輝は冷え切ったコンクリートの上に、

空を見ながら、寝転んでいる。


僕もその隣に、

静かに寝そべった。


2人で空を見ながら、

たわいもない会話をしている。


僕はやっぱり、

オレンジと青の混じった空が、

一番好きだなぁ。

そう、思っていた。


そのときだった。


「なぁ、遼。」


「んぁに?」


「・・・・・・。(笑)

 あのさ、、、ちゃんと、

 茜ちゃんのとこに行ってるのか?」
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