何度でも君を・・・
聞くところによると、優真君は今日あたしの家に行く予定だったようで。
家に入ると日向君と零ちゃんがいた。
「あっ舞おかえり~」
零ちゃんはくつろぎながらあたしに言った。
「ただいま…」
「お前ら呑気だな…」
優真君は呆れている。
「舞はな、え~っと…布田だっけ?ソイツに襲われそうだったんだからな!」
それを聞いた零ちゃんと日向君は、
「えぇっ!?」
「舞っ大丈夫?」
と言って焦って立っていた。
「もう終わったことだし…。大丈夫。」
あたしがそう言うと、ほっとしたように座った。
「舞…それって、別れてって言ったから?」
「うん…」
「別れるのか?」
優真も話に参加してくる。
「雄輔のこと、もう好きじゃないし…」
「そっか…大変だな!」
なぜか日向君は明るく言った。
全然うれしくない…。
「笑いごとじゃないでしょ!」
零ちゃんは日向君のことをばしっと叩いた。
「すいません…」
こりゃ、零ちゃんのほうが強いな。
「で、別れてくれた…??」
零ちゃんが少し心配そうに聞いてくる。
あたしは首を横に振る。
「そっか…」
零ちゃんは残念そうに呟いた。
「そんなことだったら、オレに言えばよかったのに。あの場ですぐ別れさせてやったのにな。」
優真君が優しく言う。
「そっそんな…優真君まで巻き込めないよ!」
実際…もう巻き込んじゃったけど…。