何度でも君を・・・


「いいんだよ。てかなにがあったんだ?」



優真君の目が真剣だ。



あたしは、優真君に隠し事はできないと思い、全て話した。




「そっか…話してくれてありがと。なんかあったら…オレを頼れよ。」


「優真君…ありがとう」




あたしは優真君の優しさにまた、涙が出そうになった。




そして、気付いたらもう夜の7時。



「お…。オレ、もう帰るな。」



優真君が立ち上がる。



「もうこんな時間か~!オレも帰るわ!」


続いて日向君も立ち上がる。




「千里ばいばい!」


零ちゃんが笑顔で日向君に手を振った。




あたしは…まだ優真君と一緒にいたい…。



けど…ダメだよね。



「優真君…ばいばい…」



「…そんな寂しそうな顔すんな。大丈夫だから。また…明日な。」



優真君は最後まで優しかった。





あたし、いつからこんなに優真君のことが大好きになってたんだろう…



恋って不思議だ。



そうして優真君と日向君が帰った頃、零ちゃんがニヤニヤしながらあたしに聞いてきた。


「舞、高谷のこと好きになっちゃったんでしょ~!!」



「!!!~~なんでわかるの!?」


零ちゃんには、なんでもお見通しだ…。




「だって、舞の顔見てたらわかるもん。」



あたしって、そんなにわかりやすい!?



気をつけなきゃ…。



その日は零ちゃんに冷やかされながら終わった。



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