何度でも君を・・・


――――次の日。



零ちゃんと一緒に学校に行き、靴箱を開ける。




…ん?



うち履きをとろうとしたら、中に入っているものに目がいった。



これは…画鋲…。




「…。」



あたしが黙りこくっていると、零ちゃんが不思議に思ったのか。


「舞~??」


と言ってあたしの見ている靴箱をのぞいてきた。



「……。」


零ちゃんも無言になる。



「………なんていうか、古典的だよね。」



「……うん。」




誰がこんなわかりやすい意地悪を…。


ま、いっか。



そのうちわかるし。



あたしは画鋲をとってうち履きをはき、教室に向かった。



教室に行ったら予想外のことがおきていた。




…あたしの机とイスに、のりが塗られている…。



「…。」




…たぶんやった人は、あたしがなにも知らずにこのイスと机に座って、座った場所がくっつくようにしたのだろう。


けどこれじゃぁすぐにわかる。



だって、テカッてるんだもん…。




今気付いたけどさ、これって…イジメ…??



朝の画鋲といい…イスといい…。



なんか…



これやった人バカだな。



てかこれじゃ、あたしはイスに座れない…。




「あ、舞~おはよ~~!…って何これ!?」



瑠璃ちゃんが近づいてきて、あたしの机とイスに驚いている。



「わかんない。」



「これやった人バカだね~!!めっちゃテカッてんじゃん!」




あぁ、瑠璃ちゃんそんなはっきりと…。



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