○○を想うと~special Fan book~
「う…ぐっ…!!」
下唇をかみながら、攻撃の次の手を考える小松社長に俺はニッコリ微笑む。
「小松社長。
随分喜多川をお気に召してくださったようですが…この亀甲縛りはあなたが??」
そう訊ねると
「えぇ、そうよ?
世界で一番美しく縛ったつもりですわ。」
フフンと悔し紛れに鼻を鳴らして
小松社長はそう息巻く。
自慢の亀甲縛りに
ダビデ像のように美しく
形どられた、自然薯・喜多川。
そんな喜多川に歩み寄ると
俺は喜多川を縛るテグスのような
透明な糸に俺はそっと触れる。
――ふ~ん、なるほどね。
ニンマリ微笑んで
「硬度は十分すぎるほどあるのに、
こんなにきつく縛っても体を痛めつけない、柔軟さのあるこのロープ。
コレが……ウワサのガットですねっ!!!!」
ビシッと指差して
まるでどこかの裁判ゲームのように
ビシビシィっ!と指差すと
小松社長は
「な、何言ってるんですの!!?」
目を完全に泳がせながら、
必死の形相で俺に反論する。