初恋は前途多難! ~朗らか社会人とメイド女子高生 【1:出会い編】
鈍い銀色の光を放つ、厚みの薄い長方形の手のひらサイズのケース。
それをゆっくりと半分のところで開くと、中からは細くて茶色い筒型のもの。
ケースを開くと、ふわり、とコロンに混じっていた香りが漂う。
「あ……この香り……」
「やっぱり」
あたしの呟きを聞いて頷くと、シンさんは1本をケースから取り出す。
「これ、葉巻なんだ」
「葉巻……」
聞いたことはあるし、なんとなく知っている。
でも、想像の中の葉巻とは少し違う。
もっとこう……太くて、大きなものだと思っていた。
「これが葉巻なんですか?」
「うん。まぁ……一口に葉巻って言っても、種類は色々だよ。映画やアニメの中で出てくるような太いものもあれば、これみたいに普通に売られている紙巻のタバコと同じような細いものもあるんだ」
「でも……どうしてこんなにいい香りなんですか? 普通のタバコってあまりいい匂いじゃないですよね?」
タバコを吸っている先生の近くに行くと、あの煙たい匂いが鼻に届いてちょっと嫌だなって思うのに、これにはタバコの嫌な匂いがない。
むしろ――なんだか、すごく魅力的な香りに思えた。
それをゆっくりと半分のところで開くと、中からは細くて茶色い筒型のもの。
ケースを開くと、ふわり、とコロンに混じっていた香りが漂う。
「あ……この香り……」
「やっぱり」
あたしの呟きを聞いて頷くと、シンさんは1本をケースから取り出す。
「これ、葉巻なんだ」
「葉巻……」
聞いたことはあるし、なんとなく知っている。
でも、想像の中の葉巻とは少し違う。
もっとこう……太くて、大きなものだと思っていた。
「これが葉巻なんですか?」
「うん。まぁ……一口に葉巻って言っても、種類は色々だよ。映画やアニメの中で出てくるような太いものもあれば、これみたいに普通に売られている紙巻のタバコと同じような細いものもあるんだ」
「でも……どうしてこんなにいい香りなんですか? 普通のタバコってあまりいい匂いじゃないですよね?」
タバコを吸っている先生の近くに行くと、あの煙たい匂いが鼻に届いてちょっと嫌だなって思うのに、これにはタバコの嫌な匂いがない。
むしろ――なんだか、すごく魅力的な香りに思えた。