眼鏡と私とあなた
「兄ちゃんには全部分かってるんだからな?」

と、ニヤニヤしながら言われた。

この兄に絡まれるとしばらくは解放してくれない。

そして、延々とその話をさせられた。




翌日。

いつものように登校していた。

「げ」

目の前には、ガラの悪いヤンキーがたむろしていた。

こっちの道が近道なのに。

仕方ない、遠回りするしかないか。

と、踵を返した時。

「おい、てめぇ」

・・・キターーーーーー。

「てめぇ何さっきからじろじろ見てんだよ?」

「み、見てないです」
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