ダブルベッド
堪えている。
彼女の言葉からはそんな印象を受けた。
自らの罪を。
悲しみを。
苦しみを。
そして、寂しさを。
「俺が幸せかどうかは、俺が決めることだよ」
充が穏やかにそう言うと、桃香はハッとしたように黙った。
「俺は池田さんが殺人犯だろうが何だろうが、ただ好きなだけ。フラれちゃったけど、それでもやっぱり今はまだ、池田さんと幸せになりたいって思ってるし幸せにしたいなって思ってる」
往生際が悪いのはわかっている。
しつこいと言われても仕方がない。
だけどせめて、わかってほしかった。