悪い女-side廉-
***
翌朝、約束通り雪乃ちゃんを迎えに行く。
「おはよ」
「……」
不機嫌な彼女に首を傾げる。何かしたっけ?
「なんか不機嫌?それも可愛いーけど」
目線を合わせて髪を撫でれば雪乃ちゃんはプゥと膨れた。
「…メール」
「ん?」
「してくれなかった」
その言葉にやっと理由が見えた。膨れた雪乃ちゃんはやっぱり可愛い。
「ごめんね?」
「…うん」
コクん、と頷く素直な彼女は抱き寄せたくなる程男心を心得ている。
翌朝、約束通り雪乃ちゃんを迎えに行く。
「おはよ」
「……」
不機嫌な彼女に首を傾げる。何かしたっけ?
「なんか不機嫌?それも可愛いーけど」
目線を合わせて髪を撫でれば雪乃ちゃんはプゥと膨れた。
「…メール」
「ん?」
「してくれなかった」
その言葉にやっと理由が見えた。膨れた雪乃ちゃんはやっぱり可愛い。
「ごめんね?」
「…うん」
コクん、と頷く素直な彼女は抱き寄せたくなる程男心を心得ている。