萌恋!
「神様?!」
「上の人がご到着したようだ。」
わぁ~!神様が来ちゃったよ~!
神様って車で来るんだ!はじめて知ったなぁ~
そうなると、白い髭を生やしたおじさんじゃなくて、若い人かも!
車のドアが閉じる音がすると、足音が聞こえてきた。
えっ……?
そこで私が見た人は、この男たちよりも少し老けた男で、毛皮を羽織っている人。
えっ……想像してたのより微妙なんですけど……
「なにこのおっさん。」
私の言葉を聞いて、男たちが焦っている。
「な……おまえ馬鹿か!!」
それとは正反対に、毛皮を羽織ったおっさんは、不気味な笑みを浮かべて近づいてきた。
「なに?」
おっさんが私のあごをあげた。
「なかなかべっぴんさんじゃねぇか。」
「気安く触んないで!!」
私はおっさんの腕を噛むと、手を引っ込めた。
「元気のいいお嬢さんだね~。」
「私を触っていいのは、柊様と青沢だけ!!」
私がそう言うと、おっさんが笑いだした。
「はっはっは!!面白いお嬢さんだ!」
「え?なにか面白いこと言った?」
すると、おっさんの笑みがさらに不気味になった。
「男は体と金を求む人間なんだよ…お嬢さん……。」