キミに捧げる恋のうた
あたしは浪が好きだ。


たぶん

だいぶ前から
浪に恋をしていたの。

気付いてないだけで。





あたし達の距離は近すぎて

当たり前に浪が隣にいる生活に、慣れすぎてた。



こうやって

浪に抱きしめてもらうのは、小さい頃以来だ。


それが嬉しくていっそ時間が止まってしまえば、って思う。





「海、俺とりあえず行かないと。あいつ待ってる」


「…うん。でも戻ってきてね。戻ってきたら言いたいことがあるの。とても大切なこと」





< 53 / 86 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop