オレンジ色の校舎





「じゃあせっかく終わったし、考査終了記念♪に4人でラブリーに行こうぜ!」



「いいねっ。麻衣、行こうよ!」



「あのね、あたしはこんな2人の面倒を見きれる自信はないの。てことで、楓と浅井くんも誘わない?」



(絶対に)あたしを見てニヤリとした麻衣。最近麻衣のニヤリ顔多いんだよね。



「おぉ、いいぞ!カズー、それに橋本ー!!」



早速、2人の元へ駆けていくたっちー。あたしは麻衣をじぃっと見つめていた。



「嬉しいでしょ?遥言ってたじゃない。考査後ぐらいに伝えたいって」



「い…ったけど…」



「浅井、それカズのこと?」



麻衣に反論していると、近くにいた瀬川くんからのイキナリの問いかけ。



「ま、頑張れよ!」



どうしてだろう。少しだけ胸が痛むのは、別れた瀬川くんに応援されているからなの?



「浅井くん、いるかしら!?」



すると、教室に一馬くんの名前を呼ぶ声が響き渡った。ドア付近を見てみると、慌てた様子の養護教諭。






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