たばこの匂いとあなた


私は泣いてボロボロだった顔をゆっくりあげた。








そこには私を心配してくれる人がいた。









ダークブラウンのさらさらな髪。


髪の間からのぞいた、

優しい切れ長な瞳。



鼻筋が通った整った顔立ち。



艶のある唇。







そしてふわりとたばこの匂いがした。








傷ついた私を包み込んでくれるような優しい匂い。













それが隼人の第一印象だった。











そしてこれが隼人と私の


最初の出会い…










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