あたしの俺様執事様。
―次の日―
今日は学校が休みなので
みっちり朝から練習してる。
さすがに疲れが
ピークかもしれない…。
「もうヘトヘトだよお…。」
「じゃあちょっと休憩するか…。俺が疲れを癒してやる。」
そしてあたしを壁に
ドンッと押して、
両手をあたしの頭の横に
つき、ちゅっとキスをした。
「やっやぁっ…」
いきなりキスしてきて
疲れなんて癒されない
っつーのっ。
余計疲れる…。
海斗は首に触れたり
キスしたり…
あたしをからかうように
ニヤニヤしながら
やってくる。
やだやだやだぁ…。
そんなこと簡単に
やらないで。