あたしの俺様執事様。



「やめてっ…海斗っ」


すると手をとめて
あたしの耳元でつぶやく。



「寝てる間にキスしてきたのは誰かなぁ…?」



「おっ起きてたの?」



寝たふりしてたなんて…
なんでそんなこと。


名前呼んだときに
起きててほしかった。


はあ。なんかあたし
意味わかんないとこで
イライラしてきてる。



「なに、その不満そうな顔は?」


「べつに…」


海斗の余裕の一言。
やばい…これ以上この場に
いたら。

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