月と太陽
外苑前で左折し千駄ヶ谷から一度明治通りに出て首都高の高架沿いに左折、道なりに代々木を抜けて甲州街道を渡り、新宿西口付近の高層ビルの合間を縫いながら青梅街道を右折、すぐに小滝橋通りを左折して百人町を越えたこの辺りが北新宿。
もう着くわよ、という可那の言葉を号令に萌乃は髪を束ね、黒の上下に着替えた。
「もうあれじゃない?次からレオタードにしたらどお?紫とか青とか赤とかの。」
「え、リリそうゆうのが好きなの?」
萌乃がキョトンとした顔でリリに向き合う。
「ううん、何でもない。可那ちゃんならわかる世代かな。」
はい、とイヤホンとピンマイクを萌乃に渡した。
「可那ちゃん!!紫とか青とか赤とかのレオタードって何ー!!!」
ピンマイクを唇を密着させて萌乃が大声で言った。
可那はイヤホンを引き抜き目をギュゥっと閉じながら運転席にうずくまった。
萌乃はカラカラとリリはケタケタと笑いながらアイコンタクトを交わしそれぞれの仕事に取り掛かった。
もう着くわよ、という可那の言葉を号令に萌乃は髪を束ね、黒の上下に着替えた。
「もうあれじゃない?次からレオタードにしたらどお?紫とか青とか赤とかの。」
「え、リリそうゆうのが好きなの?」
萌乃がキョトンとした顔でリリに向き合う。
「ううん、何でもない。可那ちゃんならわかる世代かな。」
はい、とイヤホンとピンマイクを萌乃に渡した。
「可那ちゃん!!紫とか青とか赤とかのレオタードって何ー!!!」
ピンマイクを唇を密着させて萌乃が大声で言った。
可那はイヤホンを引き抜き目をギュゥっと閉じながら運転席にうずくまった。
萌乃はカラカラとリリはケタケタと笑いながらアイコンタクトを交わしそれぞれの仕事に取り掛かった。